シグナスXの5型レビュー!色褪せないYAMAHAの車体は排ガス規制で消えていった

YAMAHA

結論:やっぱりコレよ。これ

シグナスxはYAMAHAのロングセラーです。2003年から初登場し、モデルチェンジを経て今なお、売れているシグナス。

そんなシグナスxの5型を久しぶりに乗りましたので再度レビュー。

  1. 燃費は悪い
  2. 走りがとにかく面白い
  3. 足置きが大きい
  4. なぜ今でも昔のシグナスxが走っているのか
  5. この見た目で積載も結構できる
  6. メーターは見ずらい

燃費は悪い

やはり燃費は悪いです。走ってみても1Lで30km/L台でした。過去に走りましたが、その時は京都府、舞鶴市。途方もなく続く直線のツーリングで

1L40km/L台には乗りましたが、市街地で走ったり、山登り降りしたので妥当でしょう。

エンジンは空冷エンジンで5型といえども、設計は古いです。

と、いいつつもシグナスグリファスの方が走り方によっては燃費悪かったんですけど。(笑)

走りがとにかく面白い

125ccのATは走りの面白さっていうのがシビアで、最大トルク回転数を下げ、最高出力回転数を上げると加速感を味わえなかったり。フラットな加速。

かといって最大トルク回転数を上げると、低回転がスカスカに感じてしまうことも。体感としてはKYMCOの車体が最大トルク回転数が7000rpm台が多くて結構スカスカに感じます。

最大トルク回転数

最大トルク回転数(rpm) 6000です。

今まで乗車してきた中では、うーん。高すぎず、低すぎずというところでしょうか。

5000rpm前後の物は、出だしこそ良いんですがその後の加速感がフラットになりすぎて、面白さには欠けます。

6000rpmはバランスが良いのかも。といっても純正セッティングの話ですよ。

最高出力回転数

最高出力回転数(rpm) 7500でこの6000rpm-7500rpmがパワーバンド。

シグナスxはありがたいことに、回転数が表示されているのでこの6000-7500rpmあたりで走ったりしてると、加速感が良くて走りやすいです。

低回転セッティングの125ccも結構多く、街乗り重視で作られていますが

こうやって回して楽しめるセッティングは台湾スクーターに多い印象で楽しいですよ。

足置きが大きい

走りだけかと思いきや、足置きも大きいのが印象的。

私の靴のサイズは30cmと大きいです。

全然余裕で靴置けましたので、たぶん32-33cmとかでもいけそう。

そんな靴が大きい人いない。気もしますが、それだけ荷物が載せれるというのは好印象。

なぜ今でも昔のシグナスxが走っているのか

バイク屋の方にインタビューしてみましたが、シグナスxを乗り続ける方がやはり多く、なぜこんな走ってるのかと聞くと

熟成した設計なので、やっぱり壊れにくい

今でも5型どころか、2型、3型も走ってます。一見、爆音で走ったりしてますし燃費も悪いのですぐぶっ壊れるのかと思いきや、結構タフ。

ではなぜシグナスxが消えたのか?というと排ガス規制です。メーカーとしては、本当嫌でしょうね。

というか消費者も欲しかった車体が消えて、ダレトク。まぁ環境第一なんでしょうが…

この見た目で積載も結構できる

実は同社から出ているトリシティ、NMAX、JOGなどを抑えて積載能力は優秀。

29Lも入るのでかなり入ります。

足元はフルフラットフロアボードで荷物も置けますし、シート下も荷物が入れられます。

走りも他のスクーターと一味違う設定で、通勤通学も退屈しなさそう。

メーターは見ずらい

個人的にはタフな一台で好きですが、レンタルしている身としてはリアのショックアブソーバーを調節できないので底つきが気になった点。

そして、メーターが見ずらい。これが一番のシグナスの弱点かと思います。

シグナスグリファスもこの問題をなぜか継続中ですが、最新版の台湾で販売されているモデルは、見た感じ解消されているようです。

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