VESPA LX125とPrimavera125は何が違うのか?比較してみた。

結論:結構違う。街乗りLXと伝統のprimavera

まず、GTS SuperとPrimaveraは乗りましたがLXは乗ってませんのであくまでカタログ比較となります。

Primaveraは体感も踏まえてレビューしていきます。

まずは、何が違うのか。

  1. 重量
  2. 全長/全幅/ホイールベース
  3. タイヤサイズ
  4. タンク容量
  5. 最高出力/最大トルク
  6. 外観
  7. 価格

とカタログを見比べてみるだけでもかなりの差がありました。同じものだと思ってましたが、結構違いありそう。

【VESPA】LX125 2024年新型発表!Primavera125とLXの比較!違いとは?
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重量

LX125 : 114Kg

Primavera125 : 150kg

Primaveraくんは、なかなかのヘビー級です。125ccにしてはかなり高重量。

LXはカタログをみても114kgとやや軽いといった印象のスクーター。

何がそんなに重量が違うのかな。と疑問しかありません(笑)36kgの差は相当です。

見た目がビクスクと小型スクーターってほどの差もありません。

LX125は最新モデルにはフレームの記載がありませんので、フレームの違いでしょうか。

全長/全幅/ホイールベース

LX125 : 1,770mm/705mm/1,280mm 

Primavera125 :1,860mm/735 mm/1,340 mm

全長が約100mmも違います。10cmなので、やはりフレームがそもそも違うのでしょうか。

Primaveraは実物をみても思いましたが、やや丸い印象でLXよりも30mm幅が大きいです。

ホイールベースも60mmPrimaveraの方が上です。

実際乗ったときは直線走行だと、125ccではなかなか味わえない安定感はありました。

操作性

Primavera、GTS Superのレビューでもお話してましたが国産スクーターと違い、操作が難しい。

フロントサスペンションの位置の関係なのか、右と左で曲がるときでかなり差があります。

150kgもあるのでPrimaveraはPugeotから出ているCityStar125RSとほぼ同じ重量。

小さいビクスクと思って乗った方が良いかもしれません。

タイヤサイズ

LX125 :

タイヤ(前) 110/70 – 11
タイヤ(後) 120/70 – 10

Primavera125 :

フロントタイヤ 110/70-12
リアタイヤ 120/70-12

LXの方がタイヤが小さいです。Primaveraではちょっと操作が難しい。と感じましたがLXはひょっとすると扱い易いかもしれません。

フロントタイヤは国産のスクーターではあまりみかけない11インチ。リアタイヤも10インチなので街乗りには向いてそうです。

タンク容量

LX125 : 7L

Primavera125 : 8L

重量の差がタンク容量に出るのかと思いましたが、1Lしかありません。

海外のサイトで信ぴょう性は薄いですが、LXが45km/L。Primaveraが43.2km/Lと書いてました。

エンジンは同じカタログ数値なので、重量が軽いLXの方がやはり燃費は上でした。

最高出力/最大トルク

LX125 : 

最高出力 10.2HP(7.6 kW)/ 7,600 rpm

最大トルク 10.2 Nm/ 6,000 rpm

Primavera125 :

最高出力 10.5 HP / 7,700 rpm

最大トルク 10.4 Nm / 5,000 rpm

重量が重いこともあり、やや実際に走った感覚だとビクスクのように「もっさり」とした出だしが感じたPrimaveraです。

LXと比べると重量もあってから最大トルク回転数は5000rpmと低いです。

LXは最大トルク回転数が6000rpmとなっており、114kgの重量と合わさりよりスクーターらしい発進かと思われます。

ですが、最高出力はほぼ同じですので、加速感こそ違うと思われますが、最高速はほぼ同じでしょう。

外観

VESPAを購入する方にとって一番大事?とも思う部分ですが結構違いました。

LX125

primavera125

価格

LX125 : 462,000円

Primavera125 : 517,000円

 

55,000円も差がありますので結構な差です。Primavera150と125はそこまで差がなく

Primavera 150 : 544,500円

27,000円の価格差なので150ccも視野に入る金額の差ではないでしょうか。

まとめ

Primaveraは伝統ということもあり、ネームバリューがあります。

一方使いやすさそうなのはLXで、日本の街乗りにも適していそうです。

フロントにはVESPAブランドのロゴもがっつり入っているので、LX125で「どやる」こともできそうです。

維持費はさておき、HONDAのマニュアル125cc、DAXやモンキーなどと金額もほぼ変わらないので「なぜかお手頃に見えてきました」