XSRとCB125の乗車後徹底比較!体感ベースでどう違った?

結論:パルス感のXSRか高回転で走りのCB125R

本日はYAMAHAのXSRとHONDAのCB125Rで比較していきます。

XSR125 CB125R
排気量 125cc 125cc
エンジン形式 水冷4ストロークSOHC単気筒 水冷4ストロークDOHC単気筒
最高出力 11kW(15PS)/10,000rpm 11Kw[15PS]/10,000rpm
最大トルク 12N・m(1.2kgf・m)/8,000rpm 11N・m(1.1kgf・m)/8,000rpm

日常使いだとそんな飛ばすこともないため、結論は走りではCB125Rと書きましたが見た目で選んだ方が良い気もします。

ですが、それだと比較にもならないので乗ってみた体感ベースで比較していきます。

  1. 音の違い
  2. 足回りの違い
  3. 足つきの違い
  4. ブレーキの違い
  5. メーターの違い
  6. ハンドルの違い
  7. 機能の違い
  8. 速度の違い
  9. 価格の違い

 

音の違い

CB125R

 

125ccでは数少ないショートマフラー

動画越しと、実際の耳で聞くのは違うが個人的にはCB125Rの方が「クリアで甲高い」印象の音

XSR125R

 

プロテクターがパンチホールのマフラー

公式サイトには透明感のあるサウンド。と書いてるがこの2機種で比べるとどうもCB125Rの方がクリアな音質。どちらかというと低音、といっても微妙な差。

単気筒、2気筒、4気筒ほどの違いがあるわけでもなく、微妙な差なのだがこれがまた渋い。

足回りの違い

CB125R

フロント

フロントサスペンションにショーワ(日立Astemo株式会社)製SFF-BP倒立フロントフォークを採用し、前輪の路面追従性を追求。

https://www.honda.co.jp/CB125R/chassis/

最初に結論から書くと、足回りに違いを感じるか?と言われるとあんまりわからない。というのが結論。

素人が街乗りで走ったところで、そんなに感じなかった。凸凹した道に突っ込んでたら違ったかも。

リア

スイングアームは、高剛性としなやかさを兼ね備えた高張力鋼板製スイングアーム。リアサスペンションは、ピストンバルブの大径化を図る分離加圧式を採用し、軽量化と優れた応答性に貢献。

と書いているが、XSRとの違いは凡人には違いが分からず。

XSR125

フロント

リア

こちらCBと同様で、凡人には違いが大差がなくわからず。

足つきの違い

CB125R

今回は数字というよりも体感で話しますが、どちらもシートは乗りずらい。自分は身長182cmあるのでどちらも足つきは良かった。

それでもCB125Rは、タンデム部分のシートが斜め上になっているのでこれに足を当てずに乗るのは、股関節が柔らかくないと無理だと思う。ということでライティングテクニック必須なやつです。

毎回蹴ってました。

XSR125R

タックロールシートが印象的なXSR。CBと同様に足つきは182cm目線だと普通。ベタ足ではない。だが、このシートはCBと違ってほぼ地面に対して平行なので、毎回足が当たらなかった。

ブレーキの違い

CB125R

IMUとABSがついている。そしてフロントでの違いは

フロント

φ296mmのウェーブ形状ハブレスフローティングディスク

対向4ポッドラジアルマウントキャリパー搭載。

125㏄ではほぼお目にかかれない、対向キャリパー搭載。が、そんなぶっ飛ばして止まったわけもないのであんまりXSRとの違いは分からなかった。

リア

φ220mmのウェーブ形状ディスクを装備。

XSRとCB125Rをよく見てみると小さな違いがあるが、このディスクブレーキもそう。

CBはウェーブ型で排水性、放熱性に優れている。が、短距離走行で雨降っているわけでもなかったので実感はせず。

XSR125R

ABS搭載

フロント

ブレーキには267mmの大径ディスクに2ポッドキャリパーを備える。ということで対向キャリパーではない、片持ち。

といってもABSも前後ついているし、十分だと思えた。微妙にCB125Rの方が制動力があった気もする。

リア

こちらはウェーブ型のディスクブレーキではないのだが、NEOレトロスタイルに合わせると考えるとウェーブよりも通常の円形の方が良いのだろうか?

MT125も円形のため、共通パーツを使用しているというコスト的な話もありそう。

メーターの違い

CB125R

新型は価格もあがりましたが、メーターもより見やすくなりました。

といっても中古でも見やすいですよ。

以前情報動画まとめを出しているので是非。

XSR125R

丸形メーター。視認性も日中でもよい。

夜間走行はしていないのだが、高速道路はほぼ夜間みたいに暗かったのですが、メーターはカッコ良い。

やはり機能というより、デザイン、見た目でコンセプトと調和している印象。

ハンドルの違い

CB125R

アップハンドルで幅広な印象

XSR125R

CBと同様でアップハンドルで幅広な印象

どちらにも言えることだが、125ccは前傾姿勢がきついものだと結構筋肉を使いますし、使わないと手が痛くなります。他の排気量でもそうだと思いますが…

乗車姿勢も楽でロングツーリングにも向いてます。

機能の違い

CB125R

全体的にHONDAの125ccに言えることですが、安全志向のバイクが多め。

CBもそうですがIMUも搭載しております。

XSR125R

A&Sクラッチが何といっても印象的。

とにかくクラッチが軽い。

ホーンボタンもついでに押しにくい。

速度の違い

CB125R

単気筒、ロングストロークエンジンで低回転で走るというよりは

DOHCエンジン、ショートストロークエンジンで構成されているCB125Rはグッと回して、高回転にすると面白いと乗車して体感しました。

やはりふけ上がりの良さは125ccの中でもトップクラスで同じエンジンを搭載しているGSXなどが似ているエンジンです。

とくに上りでも速度が出るのが印象で、出すか出さないかはさておきCB125Rの方が速度は出ました。

見た目はネイキッドタイプですが、回したいスポーツ志向の方に向いているかも。

XSR125R

VVA搭載で全回転域での走りやすさが印象的。個人的には低回転での走りの方がスムーズで、単気筒で低回転で走る楽しさ。パルス感のようなものはXSRの方があるのかなと。

やはりDOHCエンジン搭載のCB125Rと比べると、高回転のふけ上がりはそこまで良いとは思えず、有料道路での登り区間ではCB125Rの方が楽だなと思いました。

とはいってもほとんど街乗りが主な走行の125ccではどちらも困ることは少ないはずです。

デザインもそうですが、単気筒をあえて買うパルス感であったり低回転での面白さはXSRなのかなと。

価格の違い

CB125R

528,000円

XSR125R

506,000円