NMAX125 2022のレビュー!PCXと何が違う?何が良い?誰向けなのか?

YAMAHA

【結論】やはりスポーツプレミアスクーター。

昨年モデルのNMAXも乗車したのだが、NMAXといえば足を延ばしきれる印象が強かったが全長、軸間距離が短くなったことで足が延ばしきれなかった。

ライダーは私トッサンこと、182cmで股下80cm前後の成人男性視点でのレビューを中心としていく。

この記事ではPCXと何が違う?何が良い?誰向けなのか?というお題に沿ってNMAXをレビューしていく。

特に詳しいカタログ数値などは、動画を参考にしていただきたい。

  1. PCXとの違い
    1. 最高速度
    2. Y-Connectでスマホ提携
    3. 足回り
    4. 振動
    5. ABS
  2. 何が良い
    1. ライダー次第なバイク
    2. ABSが前後搭載
    3. PCXほど被らない
  3. 誰向けなのか?

PCXとの違い

絶対に比較されるバイク1位のHONDA PCXだ。最近ではSUZUKIからバーグマンストリート125EXも登場してさらに競争は激化。

【2023年版】PCX125とバーグマンストリート125EX比較!どっち買う?
【結論】PCX125はやっぱり超えられない 動画で実際に50台以上のスクーターに乗ってきたがランキングを製作した時には2位と堂々のランクインをしたバーグマンストリート125。当時はキャブレターモデル。 正規販売として登場したグローバルモデル

すでにPCXとバーグマンストリートは比較済みなので気になる方はそちらを参考にしていただきたい。

最高速度

大人の事情で最高速動画は普通には出せないので、夢の中での話という前提にPCXの最高速度を見てみると100km/hくらい。

最高速度は正直そこまで気にすることがないとは思うのだが、NMAXの方は80km/hまで加速が感じれたり、PCXよりも90km/hまでの到達スピードが早かったりと特にスピード面では一歩前に出る。

新設計BLUE COREエンジンのおかげで低回転域でも快適で街中走行をこなせるのはもちろんで、高回転域になっても拭け上がり良く加速していく。

2バルブによる恩恵と4バルブによる恩恵も受けられるので、劇的に体感が以前のNMAXと変化したわけではないものの乗ってて楽しめるのは良い所。

Y-Connectでスマホ提携

PCXという絶対的なプレミアスクーターが持っていない機能の一つがスマホ提携機能。

最近では全国版などの燃費ランキングも表示されるようになった。燃費をゲーム感覚で全国のYAMAHAライダーと競えるというプチゲーム感覚。

もちろん他にも昨日は豊富で全7つの機能があるが、今後も増加予定だ。

足回り

まず、足回りから脱線するのだが足が延ばせない。前モデルまでは足を延ばしきることができたのだが、今回からはそうはいかなくなった。

まずは路面のギャップ。純正のサスペンションだと硬めでさすがのスポーツ志向だなぁと感じさせられる。一方PCXと比べると衝撃は割と大きい。

快適に走りたい人はこの時点で記事を読み進めるのを止めてPCXを購入することをおススメする。

シートにも言及したいのだが、はっきり言ってこのシートは痛い。10キロ走ったら私のお尻は耐えられなかった。レビュー中過去一番休憩をとったと思う。

なぜなら、シートがかなり柔らかいためポジションが定まらず、お尻の位置をしきりに移動していた。結果変な方向に荷重がかかったり、姿勢が悪かったりと疲れたのだと思う。

「このシートが合う」

という方もいるため完全に否定しないが、私は合わなかった。

振動

以前のNMAXは足置きが高回転時にはかなりの揺れがあった。これはNMAX155も同様。

NMAX155とNMAX125の前モデルは振動がかなりあったが、今回のモデルからは振動がかなり減った印象。それでもPCXの振動のなさ、快適性には及ばないものの

これ以上振動が全くないと、遊びのバイクというよりは快適なバイクになってしまうので絶妙なバランスで作られている。

ABS

遊びを持たせてバイクとしての面白さを追求しつつも、前後ABS搭載というのはまさに時代にあったスクーターな気もする。

また、PCXはフロントのみのABS搭載なのでしっかり差別化もされている。

何が良い

一言で言うと「快適な」PCXに対して「遊びのバイク」NMAXみたいな構図。確かに快適なバイクは良いのだが、バイクとしては快適意外を追及する人も多いはず…

ライダー次第なバイク

サスの硬さに加えて、VVA搭載、ABS前後搭載、スムーズで伸びのある加速が続いたりと125ccだが遊べるバイクに仕上がっている。

ABSが前後搭載

しつこいくらいの前後ABS押しだが、日本国内で前後ABSついている原付二種は本当に少ない。150ccクラスからちらほら出てくるが、このクラスで前後ABSだと納得の価格なのかもしれない。

価格:368,500円

PCXほど被らない

PCXは毎日見るので、NMAXだとかぶりも少ない。専門の窃盗団がいるぐらい盗難が多いPCX。

少しでも快適な方が良い。と思うのであればPCXがやはりいい。シート下の積載、燃費もPCXの方が上、振動の少なさなど。

誰向けなのか?

ここまで読み進めていただいた人だとご理解いただけると思うが、やはりNMAXは人を選ぶ。バイクを快適性以外の面でも評価できる人は末永く付き合っていけると思う。

なぜなら、横を振り向けば同じ価格で快適なバイク、ちょっと安くてSUZUKIからもバーグマンストリート125EXが出ている。

 

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